舞台は16世紀末から17世紀初めにかけての朝鮮王朝時代中期。
14代王・宣祖(ソンジョ)の治世下で政権の派閥闘争が激化し、1589年には鄭汝立(チョンヨリプ)の反乱、1592年から1598年にかけては日本の侵略を受けるなど、内憂外患に揺れた時期。
即位前に観相師から王の顔を持たないと予言された14代王・宣祖(ソンジョ)が、王の顔を持つ息子へ向けるジェラシー!
宣祖の息子で後に15代王となる光海君(クァンヘグン)は、兄弟を暗殺し政敵を粛清するなど、暴君として扱われてきた王だが、外交手腕に優れ税制改革の実施など、現代における歴史的評価は非常に高く、光海君が名君となる過程を描いた作品。
「王の顔(2014)」は、「テジョヨン」「最高です!スンシンちゃん」などで知られるユン・ソンシクが演出を手掛け、華麗でダイナミックなアクションが随所に散りばめられている。時代劇初主演となるソ・イングクは、KBS演技大賞・新人賞を受賞したほか、キム・ドチ役を演じたシン・ソンロクも、やはり時代劇初出演でKBS演技大賞・助演男優賞に輝いていた。

<ストーリー>
1589年。政権闘争が激化し、外敵の侵入が頻発する16世紀末の朝鮮王朝。即位前、観相師から王になってはならない顔だと予言された過去を持つ14代王・宣祖(ソンジョ)は、自分の凶相を補う相の女人を探させる一方、王の相を持って生まれた息子・光海君(クァンヘグン)を嫉妬心から冷遇し、鍼でその相を変えようとしていた。聡明な光海君はその仕打ちに気付いていたが、父を思う心から気付かぬふりをしていた。そんなある日、王宮の書庫に盗賊が侵入する。捕らえた盗賊が口にしたのは、ごく限られた人間しか知らないはずの王家に伝わる観相書、今の王が王の顔ではないと証明するという「龍顔秘書(ヨンアンビソ)」の名前だった――。

<キャスト>
光海君(クァンヘグン)役:ソ・イングク
キム・カヒ役:チョ・ユニ
宣祖(ソンジョ)役:イ・ソンジェ
キム・ドチ役:シン・ソンロク
キム貴人役:キム・ギュリ
ペク・キョン役:イ・スンジェ
ソン内官役:キム・ミョンゴン
コ・サン役:イ・ギヨン
ソ・ヨン役:ユン・ジノ
キム・ゴンニャン役:イ・ビョンジュン


<注目のOST曲>
さようなら、その言葉:メインタイトル。チョン・ドンハがドラマのクライマックスを盛り上げる
放送スケジュール
BSテレ東:月曜~金曜 10:55 (全23話)
2023年1月13日(金)より放送スタート
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